9月1日からNHKBSプレミアム4K、NHKBSで始まるドラマ『団地のふたり』の予告動画を見ました。
おもしろそう!!
気になったドラマや映画の原作本が出ていたら読んでみたいと思うわたしは、さっそくKindle本で読んでみました。
※本とドラマでは設定が違うところもあると思われます。
著者・藤野千夜さん
『団地のふたり』の著者、藤野千夜さんは福岡県出身の小説家。
2000年に『夏の約束』で第122回芥川賞受賞。
話題の著書には『じい散歩』。こちらもおもしろそう。
私は今回初めて藤野千夜さんの著書を読みました。
あらすじ
昭和30年代に建てられた団地で生まれ育った、幼なじみの奈津子と野枝(通称ノエチ)。
実家を出ていた時期もあったけれど、今はそれぞれ団地の実家に戻って暮らしている50歳。
奈津子の母親が家を空けているので、奈津子は今ひとり暮らし。
イラストレーターだけど、スマホのフリマアプリで不要品を売ったりして生計を立てている。
大学の非常勤講師のノエチ(野枝)は、奈津子の家に入り浸る毎日。
奈津子の作ったご飯を食べて、くだらないおしゃべりをして、凹んだ心をふくらます…。
本『団地のふたり』を読んだ感想
予告動画で奈津子が小林聡美さん、ノエチが小泉今日子さんというのを見てから本を読んだので、読んでいてお二人の顔が浮かんできました^^
幼なじみで近所づきあいもあって、となると家族のような関係なのかな?と思いました。
何かと二人でつるんで、ケンカしても次に会ったときにはもう何事もなかったかのように元のふたりに戻る。
とても良い関係で、楽しそうでした。フリマアプリやってみようかなって思った(笑)
穏やかでゆったりと時間が流れているような、そして昭和のにおいのするお話でした。
年を取らずに、ずーっとこんな日々が続いていったらいいなぁ。
でも、団地の取り壊しが決まるとか、二人の親のこととか先の心配事をチラッと考えてしまいました。
気心の知れた女友達と行動を共にするのって楽しいですよね。
わたしも20代の頃、友達のやっている喫茶店に入り浸る時期がありました。
仕事帰りに実家を通り越してお店に行って、夕飯を食べておしゃべりして帰ってくる。
何でもない時間が、明日からのエネルギーになる。
ドラマが楽しみです♪
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