先日、朝のニュースで「第98回キネマ旬報ベスト・テン」の日本映画ベスト・テン第1位の作品賞に『夜明けのすべて』が受賞されたと言っていました。

正直、キネマ旬報ベスト・テンも『夜明けのすべて』も知らなかったのですが、この映画を観たくなってAmazonプライムビデオで観ました。
『夜明けのすべて』
原作は、作家の瀬尾まいこさんの小説です。
瀬尾まいこさん原作の映画『そして、バトンは渡された』も観ました。
これもとても良かったです。
映画『夜明けのすべて』の監督は三宅唱さん、主演は松村北斗さんと上白石萌音さんです。
主演のお二人は朝ドラ『カムカムエヴリバディ』で夫婦役を演じられました。
今回の「第98回キネマ旬報ベスト・テン」で松村北斗さんは主演男優賞を受賞、三宅唱監督は日本映画監督賞と読者選出日本映画監督賞も受賞されました。
あらすじ
PMS(月経前症候群)のある藤沢美紗(上白石萌音)はその時期になるとイライラを抑えられずまわりの人に当たっては後悔する。
今の職場の同僚、山添孝俊(松村北斗)にもちょっとしたことで怒りをぶつけてしまった。
しかし、山添もパニック障害を患っていることを知り、お互いに相手を理解しようとする気持ちが湧いてくる…。
感想
会社の社長さんも心に傷を負っているため、会社の人たちもやさしい職場なのです。
問題を抱えながらも、ほのぼのとしていて、それでも少しずつ前に進んでいる。
キラキラな毎日じゃなくても、何か引っかかりがあっても、少しずつ前に進んでいければいい、そんなふうに思いました。
ゆる~りと生きて行けばいいんじゃないかって思いました。
私もPMSだったなぁと思い出しました。
そして、やっぱり掃除したくなったんですよね^^

二人が務めている会社は、小さな町工場のようで、プラネタリウムや顕微鏡などのキットを作っています。
移動式プラネタリウムの企画を準備するのですが、その過程で、あらためて宇宙ってすごいなぁと思ってしまいました。
500光年先にある星は、500年前に放った過去の光を今見ているということなんですね。
500年前の光が今見えるって何とも不思議なことです。
そして、地球が自転しながら太陽の周りの公転していることも偉大で、地球に生かされているなぁ、なんてことまで考えてしまいました。