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本:柚木麻子さんの『BUTTER』を読んだ感想 

柚木麻子さんの本『BUTTER』を読みました。
ネタバレもあり、文章がまとまっていませんが、私なりの読んだ感想です。

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読もうと思ったきっかけ

柚木麻子さんの本を読んだのは初めてです。
YouTubeを見ていたら、柚木麻子さんのインタビュー動画がおすすめで出てきました。
海外でも翻訳され賞を取ったということで読んでみたいと思いました。

BUTTER(新潮文庫)

2017年に単行本が発売され、今は文庫本も出ていますが、本屋さんで見たら文庫本が千円!したのでポイント付きのKindle本を買いました。(文庫本て高くなりましたね…)

本の内容は、実在する殺人事件をもとにしたフィクションです。
はじめはその事件が気になって調べたりしたのですが、途中からは気にならなくなりフィクションだと割り切って読むことができました。

私も心動いた容疑者

主人公の女性記者(理佳)が殺人事件の容疑者(梶井)と接見するたびに影響されたように、私も初めはエシレバターとバター醤油ご飯に興味を持ちました。
でも、私の場合はそこまでで、その後、理佳がハマっていく様子にちょっと冷めた気持ちで読んでいました。

ちょうど中盤辺りに、理佳の友人の怜子が動き出したところから先を早く知りたくなりました。

理佳も怜子も梶井によって揺さぶられはしましたが、しっかりとした絆のような人間関係を得ることができたと思う。
それに反して、梶井は全く変わらなかった。
勝ち負けじゃないけれど、七面鳥の料理を作ってみんなに振る舞った理佳のことを、もし梶井が知ったならばすごく悔しがるだろうなと思いました。

親子関係を考える

物語の中でもそうですが、私自身も親子関係はその人の人生に大きく影響していると感じました。
私の親子関係は人から見たら平凡で問題ないなのかもしれませんが、それでも親を少し恨む気持ちがあった時期もありました。
でも、人間に満点の人はいませんよね。
親もそうだし私も未熟なまま人生を送っているんだから仕方がないと、年齢を重ねて思うようになりました。

読み終わりはスッキリしたんだけど、私が辛かったのは、怜子が実家に行ってワンコを連れてくる場面。
老犬なのに、いきなり連れ出されて全く知らない家、街に連れていかれるってすごくストレスだったんじゃないかって、飼っていたワンコを思い出してしまいました。
今も考えると胸が苦しくなってしまう。

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